メニュー
最新情報
2019年05月01日(水)

令和に思う

太陽は自然界をリードしてきた。
日光・月光・星光を三光といい、農耕を営む人々は敬ってきた。
五穀豊穣を願い雨乞いと称し、雷光をも呼んだのである。
作物に光を与えるこの光を、稲の妻としてイナヅマ、イナピカリとも呼んだのである。
長い歴史の中、日本民族の歩んだ道、自然界の光を忘れてはならない。
それは人々への光でもあることを。それを受けての人々の間の光であることを。
その光の根源は、思いやりと感謝ではなかろうか。
改めて日本民族の先人の方々、自然の恵みにありがとうと言いたい。
令和の元旦に際し、心も新たにその言動とともに歩んでみたい。
令和元年5月1日
小田部 一彦