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2018年06月04日(月)

額田大祭礼絵巻 額田小学校に披露

額田まつりは、明日の地域社会を担う子供たちとともに、地域に残された優れた文化遺産や歴史を伝承し、確かな人間関係を構築し、地域全体の強調と連帯感を深め、健康で活力ある町づくりを目指し実施しております。今年も7月28日に開催されます。裃(かみしも)行列や2基の神輿と町内からの屋台(だし)が出、賑やかに展開されます。そのため、子供たちは太鼓の練習に奮闘中です。このまつりは、天保4年1833年磯くだりに変わり、大祭礼として始まり、関東有数の祭りともいわれましたが、大正13年の祭礼を最後に、しばらく休止しておりました。しかし、氏子の皆さんの「まつり復興」に対する熱い思いが実を結び昭和51年8月29日に規模を縮小して再開され、現在まで継承されています。3年に1度の額田まつり大祭は、午前10時、祭祀に始まりである宮出式を行い、神幸祭・遷幸祭の渡御を中心に、鹿島神・八幡神の御神輿や5台の山車、踊りの他、色々なのイベントが盛り込まれ、地元はもちろん近隣の観客で大変な賑わいになっております。今年は7月28日に額田まつり実行委員会の手によって行われますが、子供たちが祭りを理解できるようにと、祭り前のイベントとして額田大祭礼絵図が額田小学校に持ち込まれ飾られました。長さ17mと長いものです。1週間を掛けて書き上げられました。「宮田・助川と並び称される祭り」と江戸末期言われたと記述されているが、日立の風流もののことかとおもわれます。明日を担う子供たちに受け継がれることを期待しての披露です。今年で145周年を迎えるという額田小学校の体育館で行われる式典にも持ち込まれるという。絵巻物は茨城新聞のユーチューブ『額田まつり今昔物語』にて掲載されています。作者は小田部一彦

額田神社は以下の二神が、ご祭神として祀られています
○鹿嶋宮:武甕雷男神(たけみかずちのみこと)
  西暦八〇六年、五一代平城天皇の時に御祭神:武甕雷男神を奉遷後、後世、佐竹昌義が本殿を造営されました。

○ 八幡宮:誉田別命(ほんだわけのみこと)
  八幡宮は、康平6年8月 西暦1063年御冷泉天皇の時、源頼義が奥州で前九年の役を平定し帰京の途中、西馬場の地に勧請して戦勝を謝し、永保元年 西暦1081年には源義家が境内や参道を修造しました。後世、佐竹義直により再建されました。