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2015年10月03日(土)

環境の変化と生物の変化 悠久の額田の環境の変化

悠久の額田と言ってもここ生物に変化をもたらしている。先日、アメリカザリガニを池に1匹入れただけでメダカがいなくなり、口細がいなくなってしまった、残ったのは金魚とタナゴだけであった。自然界ではこんなことがいつも行われている。額田の田んぼの小川には以前は水すましがすいすいと泳いでいた。タナゴもきれいで『おしゃらくブナ』と呼んで多くいた。オバッケ貝がいた。でも少なくなった。まずイナゴがいなくなった。ナマズがいて、さいという魚が釣れた。セイタカアワダチソウがはびこり、田んぼからレンゲが消えた。アカハラという両生類(イモリ)がいた。ひるもいなくなった。ホタルもいない。京都の宇治川に中国産のオオサンショウオの駆除の話が最近テレビで話題になった。霞ヶ浦にもブラックバスが増加しているとワカサギが食べられてしまうと。畔道や庭に西洋タンポポがはびこり、除草剤でも枯れないほどだ。雉がいなくて鳥獣センターで育成し、放鳥する時代だ。こんな時代がやってきた。環境が生態系を変えた。生物の多様性の講演を聞くのも悠久の額田の住民として意義深いものがある。