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2018年08月02日(木)

悠久の額田と命

悠久の額田を書いてきて何年になるか。古代。奈良時代、平安、南北朝、戦国、江戸、とつずってきた。長年にわたる人類の継承。2週間にわたる個人的にがんとの闘い。がんの除去に成功し、再び、筆をとる喜びに今浸っている。ドクター看護師、患者の同僚、そんな人たちに支えられ生還した。私を生んだ父母、そして祖父母、曾祖父母、そんなな人のことを考える機会を得た。6時間の手術に立ち会った娘、病院まで車で運んできた同僚、みんなに感謝だ。父母+、祖父母を遡ると平安時代に1億人になるという。その一人が欠けてもいまのじぶんは存在しない。一人一人のおかげで自分が存在する。太古に遡ってその人たちがいなければ今の自分も存在しないし、故郷額田も存在しない。今年はそんなわけで額田小の額田大祭礼絵巻を飾ったのみで祭りはおわってしまった。この祭りも先祖様が築いてきたおかげである。お盆も近い。歴史的遺産、有名無名の文化遺産、自然の樹木、こんなものに感謝する機会ではないかと思える。『おかげさま』という言葉を一年に一度考えるのもいいのではないか。そして、叫ぼう、「悠久の額田、悠久の日本、万歳と。」ご先祖様、あなた方のおかげで今、私はいきています。