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2015年08月12日(水)

那珂市 額田寺院お施餓鬼行事

8月初旬はお施餓鬼というお寺の行事がある。浄土真宗ではないが日を変えて行われた。鱗勝院、びる遮那寺、引接寺と続いた。施餓鬼とは、お盆の時期に行われることが多い仏教行事の一つです。
餓鬼(がき)とは、俗にいう生前の悪行によって亡者の世界に落とされた魂や無縁仏となっているような霊や魂の事を言い、常に飢えと乾きに苦しんでいるものを指します。施餓鬼とは、そういう者たちにも食べ物や飲み物などのお供物を施すことで餓鬼の供養を行う法要行事です。通常はお盆に行われます。
ところでお盆って何?

お盆とは正式には【盂蘭盆】といい、古代のインド語の一つであるサンスクリット語の「ウランバナ」を漢字にあてはめて読まれた言葉です。

お釈迦様の弟子の目連は、母親が死後の世界で餓鬼道に堕ちて飢えに苦しんでいる姿を見て、お釈迦様に母を救う方法の教えを請いました。その 教えに従って、布施や供養を僧侶や多くの方々に施したところ、その功徳により母親は極楽浄土に行くことができました。それ以来、目連が多くの人に施しをし た7月15日は先祖供養の大切な日となったと伝えられています。