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2018年10月17日(水)

戦国秘話 佐竹と東北大名とのかかわり

戦国大名佐竹義宣について調査、義宣の母(義重の室)と伊達政宗の父とは、兄妹にあたる。よって、伊達政宗とりあえず従兄であることが分かった。義宣は江戸時代の1633年まで生きた。63歳で亡くなっている。父義重は鬼義重と綽名されるほど勇将ぶりを発揮して北関東に強大な勢力を築き上げた。義宣の弟に会津の葦名盛重がいる。盛重は佐竹から養子に入る。名族葦名氏の佐竹氏への従属の表れでもある。後に葦名盛重は改易となり兄義宣の家臣となり、角館1万6千石を領した。移封前の佐竹氏は北の福島まで力を伸ばした。これを苦々しく思わなかった伊達氏は額田氏に挟み撃ちの計画を提案、これが発見された額田城主小野崎昭通との伊達起請文の密書である。山形の名族最上氏の母を持つ政宗。最上川の最上氏である。最上騒動ののち、子山野辺義忠は水戸藩に仕え、家老として、光圀の養育係をする。山野辺氏は代々水戸藩に家老職として仕える。