メニュー

阿弥陀寺

阿弥陀寺は浄土真宗二十四輩本蹟十四番のお寺です。親鸞聖人は建保四年(1214年)那珂西郡の大山の地に念仏の道場を開き、同年11月8日に、三尊六高祖の尊厳を安置、師法然上人の追悼法要を勤められました。その時の三尊六高祖の真筆が現存しています。親鸞聖人は大山には約10年滞し、その間に二十四輩以下453人の弟子が生まれています。やがて聖人は大山の道場を二十四輩十四番の弟子定信坊に付属され京都に帰られました。親鸞聖人の玄孫善明上人が大山の三代目相承者となり、1391年、額田小野崎従通の招きにより、額田堀之内片庭の地に移転し額田城の守護寺になり永楽銭20貫と酒出を寄進された。佐竹氏の秋田移封に伴い一時ついていくが旧地に再興、1864年天狗党の兵火で焼失、一時下野に逃れるが1865年現在地にもどり、それ以来、直接血脈により現在二十七代まで法灯を伝承している。
県指定阿弥陀如来木像 所在地:那珂市額田南郷375 指定年月日:昭和46年10月28日 種類:彫刻 寄木造り 漆箔 1軀 像高95.4cm 木像は阿弥陀寺の本尊仏。通肩の法衣をまとい、来仰印を結び放射光背を配し、踏割蓮華座上に立つ像。桧木材で頭部前後を矧ぎ、玉眼・首柄を設ける。体部も前後を矧ぎ、両肩外側部・両袖口・両手首・両足先を矧ぎ寄せる。大粒の螺髪・低い肉髪の表現など鎌倉風を示している。像容衣文の彫・口などやや定型化している。            光圀公お手植えといわれる320年のしだれ桜が有名で日乗上人日記に光圀の訪問の記述がある。春先にはその姿に観光客が集まり、高さのあるしだれ桜は観光パワースポットとなっている。

阿弥陀寺の桜

阿弥陀寺の桜
徳川光圀お手植えの桜

阿弥陀寺の夜桜観光スポット

阿弥陀寺の夜桜観光スポット
しだれ桜は3月末から4月5日までが見ごろ、ライトアップは午後6時から9時まで
水戸光圀が330年前、植えたとされる。