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なか環境市民会議

?私たちは、大気・水・土壌・生物といった自然環境と、まち・ゴミ・エネルギー などといった社会的人工的環境の中で、より豊かな生活を求めて暮らしてきました。

しかし、近代の急速な人間活動の拡大と発展は、大量生産・大量消費・大量廃 棄型の社会経済システムを生み出し、身近な自然の減少や都市・生活型公害など、 様々な環境問題を発生させ、さらには、すべての生物の生存基盤である地球環境 をも脅かすまでになっています。環境問題は、まさに私たちの身の回りで起こっ ている問題なのです。

環境を考えるときに大切なことは、自分のまわりに興味・関心を持ち、環境問 題を自分のこととしてとらえることです。そうすることで、今まで気付かなかっ たことに気付き、見えなかったことが見えてきます。

例えば、那珂市で生活している私たちのまわりには、次のような環境があります。

<自然環境>
○大気(大気汚染、ヒートアイランド現象、地球温暖化、オゾン層の破壊など)
○水(地下水・水資源の減少・汚染、湧水の減少、野川の渇水、雨水活用など)
○土壌(土壌汚染、地盤沈下など)
○生物(緑の減少、身近な生物の減少、生物多様性の減少など)

<社会的・人工的環境>
○まち(景観、交通、日照・電波障害、歴史的・文化的遺産など)
○ゴミ(不法投棄・ポイ捨て、ゴミ削減・処理、リユース・リサイクルなど)
○エネルギー(石油等の資源枯渇・節約、原子力、新エネルギーの活用など)
○公害(水質・大気汚染、騒音・振動、有害化学物質など)
○教育(環境学習、啓蒙活動など)
○政策(環境基本条例、環境基本計画、その他環境に関する行政政策)

私たち「なか環境市民会議」は、このような環境に関して、市民・事業者 ・行政が協力してアイデアを出し合い、実践的な活動を通じて「こころゆたかに 暮らせるまち那珂市」のまちづくりを進めます。

ローカルアジェンダ21

ローカルアジェンダ21
1992年にブラジルのリオデジャネイロで行われた「環境と開発に関する国連会議(地球サミット)」で採択されたアジェンダ21に基づき、地方自治体が策定する行動計画。アジェンダ21は実施主体としての自治体の役割を重視し、自治体の取り組みを進めるためローカルアジェンダ21の策定を求めている。これを受けて環境庁(当時)は、1994年に「ローカルアジェンダ21策定に当たっての考え方」という指針をまとめ、公表した。

ローカルアジェンダ21には、地域社会を循環型で持続可能なものにしていくための行動目標が示されている。とくに住民やNGO/NPO、企業など、地域を構成するさまざまな立場の人が参加することが重要だ。
なかアジェンダ21完成
環境課題の山積する中、いかに現状の環境を維持し、次の世代に負の遺産を残さないようにして行くのかが問われています。
なか環境市民会議では、市民の環境課題への行動計画としての「なかアジェンダ21」を策定し、この実践を進めているところです。
豊かな利便性を求める我々の生活や価値観が、同時に環境に対する加害者にもなっているという認識が問われており、市民一人ひとりが環境問題と向き合うことが求められています。
策定したアジェンダ21の項目の中で、実行できる項目から取り組んでいただきたい。
より良い那珂市の環境を目指して、推進役をつとめて参ります。
なかアジェンダ21[pdf]

ヒートアイランド(heat island=熱の島)現象

ヒートアイランド(heat island=熱の島)現象って? ヒートアイランド(heat island=熱の島)現象とは、都市の気温が郊外よりも高くなる現象のことです。気温の分布図を描くと、高温域が都市を中心に島のような形状に分布する ことから(図1)、このように呼ばれるようになりました。ヒートアイランド現象は「都市がなかったと仮定した場合に観測されると見積もられる気温に比べ、 現実の都市の気温が高い状態」と言うこともできます。

都市化の進展に伴って、ヒートアイランド現象は顕著になりつつあり、夏季は、日中の気温の上昇や熱帯夜の増加によって熱中症等の健康への被害や生活上の不 快さを増大させる要因になっています。また冬季は、植物の開花時期の変化や、感染症を媒介する生物等が越冬可能になるなどの生態系の変化も懸念されていま す。

ヒートアイランド(heat island=熱の島)現象_2

会員募集中 なか環境市民会議

なか環境市民会議は会員を募集中です。対象は公序良俗を守る方ならどなたでも結構です。
年会費個人 100円
団体正会員 1000円
事業所賛助会員 2000円
申込期間 随時
申込および問い合わせ先 なか環境市民会議事務局 929−298−1111(内線447〜449)

那珂市の自然 久慈川

久慈川の生物は自然の環境の現状を知る意味において重要だ、悠久の額田を流れる大河久慈川は久慈の流れにゆあみしてとかってあった額田中学校の校歌にあるほど、プールのなかった時代、水遊びをしたのである。
下げ針でナマズをとった。川干しでうなぎや鮒が捕れた。放流により鮭やアユも今でも捕れてはいるが。そんな久慈川は今どうなっているのだろうか。興味深い。

久慈川は、八溝山に源を発し、八溝山地と阿武隈山地の間を南流する。この八溝山周辺及び支川里川の源流周辺は、県内でも貴重な生物が多く確認される地域である。
八溝山は南の筑波山と並んで動植物の多いことで知られる。標高 700m 付近から山頂にかけて、ブナ、ミズナラの原生林がみられ、国の学術参考保護林に指定されている。また 800m 付近には茨城県
内で八溝山にしか見られないダケカンバや、八溝山が北限とされるツガ、ギンバイソウなどの貴重な植物が数多く生育している。
昆虫では、県内では八溝山山頂部でのみ確認されるコエゾゼミや、ブナ、ミズナラ帯で見られるアカエゾゼミなどが生息する。爬虫類では、タカチホヘビが確認されている。
八溝山や里川源流部付近のブナ、ミズナラ帯には、ムモンアカシジミ、ウスイロオナガシジミ、アイノミドリシジミ、エゾミドリシジミ、フジミドリシジミなどのシジミチョウ類が生息している。
また男体山一帯は奥久慈自然休養林に指定されており、八溝山と同様にブナ、ミズナラ林があり、キブシ、マンサクなどが見られるほか、ニッコウキスゲ、ミヤマスカシユリ、イワキボウシなどの草花が自生している。なお久慈川の名勝袋田の滝の周辺の岩上には、同地を基準産地とするフクロダガヤが各所で見られる。
支川里川源流部では、トワダカワゲラ、アカエゾゼミが生息し、ミズチドリやモウセンゴケ(食虫植物)やミズゴケなどの珍しい湿地性の植物が見られる。
平野部では、河川敷には水辺に沿ってヨシ、オギ、の群落が主に分布し、中流部に行くにつれて自然度の高いヤナギ類の群落が見られる。支川山田川にはキイロヤマトンボの茨城県唯一の生息地があり、また、シラカシの自然林も見ることができる。なお、河口の日立市付近はハマギク、コハマギクの南限に近い生育地となっている。
久慈川には豊富な鳥類が生息しており、水辺ではサギ類、イカルチドリ、カイツブリ、カルガモなどが見られ、草原ではツグミ、ホオジロ、カシラダカ、カワラヒワ、ムクドリ、オオヨシキリなどが見られる。また河口部ではウミネコをはじめカモメ類が多い。一方、上流の八溝山ではヤマドリ、オオルリほか、冬にはイワヒバリ、ハギマシコといった鳥類が生息し、山麓では珍しいオシドリが見られる。那珂市(旧瓜連町)の古徳沼は、オオハクチョウ、コハクチョウの渡来する地として知られ、数多くのカモ類も渡来する水鳥の楽園となっており、山間の清流にのみ生息するとされるヤマセミも古徳沼畔で観察されている。里川最上流にはコノハズクが生息する。
平野部の河川敷には、トンボ類、チョウ類、バッタ類などの通常よく見られる昆虫が生息しており、浅川合流点下流では環境省が指定した特定昆虫種であるギンヤンマが確認されている。また、大子町の久慈川河原には、ヒメシロチョウの生息地がある。なお八溝山には「生きている化石昆虫」として日本を代表するムカシトンボのほか、ガロアムシ、トワダカワゲラなどが生息している。
哺乳類としては、山間部を中心にムササビ、リス、イノシシなどが見られ、八溝山や里美村の国有林内には国の天然記念物に指定されているヤマネが生息している。
そのほか八溝山にはモモンガが生息する。
久慈川はアユ釣りのメッカとして知られている。最上流部にはイワナ、ヤマメ(放流)、カジカなども生息し、中流部ではウグイ、オイカワ、カマツカ、アユ、下流部ではコイ、フナ、ウナギなどが生息している。また、アユ、コイ、フナ、ウナギ、ソウギョ、レンギョ、ワカサギ、イワナ、ヤマメ、ニジマスなどの放流が行われている。
なお、両生類としては、八溝山にハコネサンショウウオ、タゴガエルが生息し、カジカガエルは山方町付近の久慈川に生息していることが確認されている【国土交通省引用】